【三台目のリピーター様】新型車レンジローバー ヴェラール ガラスコーティング施工事例 / 神奈川県横浜市保土ケ谷区M様より

【三台目のリピーター様】新型車レンジローバー ヴェラール ガラスコーティング施工事例 / 神奈川県横浜市保土ケ谷区M様より
神奈川県横浜市保土ケ谷区のY様より、レンジローバー ヴェラールのガラスコーティングをご依頼いただきました。
M様には当店立ち上げ初期よりご愛顧いただき、レクサスNX → レンジローバー ヴォーグ → ヴェラールと、今回で三台目のご入庫となります。いつも大切なお車をお任せくださり、心より御礼申し上げます。
最初のLEXUS NXは、サンルーフの調子が悪くお乗り換えを検討する形になり、ヴェラールがずっと欲しかったみたいですが、ご納車までにかなり期間を要するとのことで一旦イヴォーグをお乗りになり、その後晴れてヴェラールがご納車されたとのことです!
待ちに待ったレンジローバ ヴェラールのご納車、大変おめでとうございます!
目次
■ 今回の施工内容
■ 下地処理 ─ “新車でも整えてから”が基本
1.足回り / ホイール洗浄

まずは基本となる足回りの洗浄からスタート。ホイールの裏側はもちろん表面をくまなく洗浄し、タイヤハウス内も届く範囲でできる限りキレイにしていきます。
2.細部洗浄/プレウォッシュ



細かなグリルやモールの際、エンブレムまわり、パネルとパネルのつなぎ目など、専用のディティールブラシと特殊なケミカルを使用しながら、水ジミ・汚れを分解除去。続けてプレウォッシュで薬剤分をしっかり洗い流します。新車・中古車・経年車に関わらずこの工程を踏むことで、新車以上の輝きを追求致します。
3.鉄粉・スケール除去


輸入車ということも相まって、多くの鉄粉付着が確認出来ました。なるべく塗装に負荷がかからないように低負荷の鉄粉除去粘土によるメディアを使い分け、塗装に無理をかけずに異物を除去。微細な白濁や雨染みは**酸性ケミカル「デポクリア」**で軽くリフトさせ、透明感の土台を作ります。
■ ポリッシング ─ 狙いを定めた低負荷研磨
4.作業前の状態確認


新車時の研磨前のボディには、微細な傷たちはもちろん輸入車では基本的に確認が取れるオーロラ傷(バフ目・研磨跡)がございました。ご納車される前の段階でどこかで一度研磨工程が入ってしまい写真の様にギラギラしてしまっているのだと思います。
5.フルマスキング


ゴム類・未塗装樹脂部などの研磨を行わない部分を的確に保護するためのマスキング作業。当店ではボディコーティング施工時はいかなる場合もフルマスキングで保護させていただいております。間違っても「触れない領域」を意図的に作ることで、仕上がりの安定度が上がります。
6.研磨設計&実作業


ボディの状態に合わせてコンパウンドやバフ・ポリッシャーを選定。新車ではありましたが、上面のルーフやボンネットには数多くのスクラッチ傷が確認出来ましたので、少し粗めの組み合わせを使用し確実に塗装のコンディションを調整していきます。
■ Before and After
<Before>

<After>

指で触った跡がたくさんついていたBピラーも、少しずつ傷を抜いて行きます。
<Before>

<After>

埃が掛かってしまっていますが、ミラーのかなり深かった傷も調整しております。
<Before>

<After>

先程のどこかで磨かれたであろうオーロラ目(バフ目・チリ目)もなくなり、塗装本来の色合いが出ています。
<Before>

<After>

■ コーティング 施工─ 性能とツヤ感を両立
7.下地最終調整

コーティング塗布を行う前に最終洗車にて、コンパウンドの粉を的確に洗い流します。 脱脂・乾燥も行います。最後は純水で濯ぎ洗いすることで、通常の水道水によるコーティングと塗装面の密着を阻害する要因を取り除きます。
8.Mr.Polish Protectコーティングの塗布




一層ながら“膜厚感”と高い耐イオンデポジット・耐薬品性を両立したハイブリッドガラスコーティング。
パネルごとに塗布→拭き上げを繰り返して施工していきます。エッジやエンブレム周りの拭き残しを二重チェックし、ムラのない均一な艶へ。グリル周りはもちろんパネルの下側など、本来施工しない部分もミスターポリッシュクオリティで仕上げて行きます。
■ 今回のヴェラール特有の注意点

・要所要所に使われているピアノブラック部位は極薄の被膜。磨きすぎはNG。“白ボケ”しやすいため、研磨量を最小限にコントロール。
・未塗装樹脂は早期の防汚対策が有効。オプションの樹脂専用コートで白化を予防。
■ 新型車レンジローバ ヴェラールのガラスコーティング施工完了











一定時間の乾燥・安定後、LEDと自然光で映り込み/撥水挙動/施工ムラを確認。
ボディの艶の“厚み”と黒部位の締まりが揃い、ヴェラールの面構成がより立体的に映える表情へと仕上がりました。
この度も大切なお車をお任せいただき、誠にありがとうございました。
今回で三台目とのことで、ご連絡を頂いた際には私も大変驚きましたが、様々お乗り換えの理由が明確で、カーライフを非常に楽しんでおりますようで羨ましく思います。オーナーのM様は洗車が非常に好きで毎週の様に洗っていると仰っていましたので、今後ともキレイなお車を維持できることと思います。
重ねてこの度は、三台目になるお車のご入庫、大変ありがとうございました。今後ともお車をお大事になさってくださいませ。メンテナンスの際はいつでもお気軽にお声掛けくださいませ。
横浜・神奈川エリアでレンジローバーのコーティングをご検討の方は、ぜひ当店まで。使用環境・保管条件に合わせ、最適なメニューをご提案いたします。
筆者情報

Profile
1993年8月13日生まれ。車がずっと好きで大学を中退し町の整備工事へ入社。
自分の愛車のカムリを東京にある某有名コーティング専門店へ依頼し、その仕上がりに物凄く感動を受け、カーディティリング業界へ参入。約8年間修行を経てカーコーティング専門店ミスターポリッシュを起業。常に「期待以上の仕上がり」を追求し、他では得れない感動をお客様に届けています。