劣化した塗装を完全復活! 経年車 日産ジュークのガラスコーティング施工車事例 / 神奈川県横浜市戸塚区S様より【リピーター様】
劣化した塗装を完全復活! 経年車 日産ジュークのガラスコーティング施工車事例 / 神奈川県横浜市戸塚区S様より【リピーター様】
神奈川県横浜市戸塚区のS様より、日産ジューク(経年車)のガラスコーティング施工をご依頼いただきました。
S様には昨年、メインカーのポルシェ・ケイマンをご依頼いただいており、その際のコーティングの仕上がりにご満足いただけたらしく、娘様から移り渡ったお車「日産 ジュークも同様のコーティングで」とのことでリピーター様として2台目のご入庫をしていただきました。いつも大切なお車をお任せくださり、心より御礼申し上げます。
オーナーS様のポルシェ 718ケイマンの施工事例は下記URLをクリックしてください。
目次
■ 今回の施工内容
- Mr.Polish Protect
- 未塗装樹脂部専用コーティング
■ 入庫時の状態と方針

長年、オーナーS様の娘様が愛用されていた日産ジューク。塗装面を見ると、くすみ・スクラッチ・ウォータースポットや水シミが全体を埋め尽くしておりました。オーナーのS様がかなり気にしておりました未塗装樹脂の白化・色抜けも進行していました。
経年車という事も有りますが、膜厚計で塗装の厚みを調査したところ、平均80μ以下。今後も長くお乗りになるとの事でしたので、無理な磨きはせず塗装を極力残す様に。なおかつ新車以上に蘇らせるためにじっくり丁寧に塗装面を再構築していきます。
■ 下地処理|“細部もリフレッシュ”
1.細部洗浄 / プレウォッシュ



まずはいつも通り足回りの洗浄と細部洗浄からスタート。ドアモール際・エンブレム周り・ドアヒンジなど細部に溜まった汚れや油分などをその場その場の汚れに別けてケミカルで分解除去。続けてプレウォッシュで薬剤分を丁寧に洗い流します。
2.鉄粉・スケール除去


当然の事ながら、塗装面全体が鉄粉や異物の固着によりザラザラしておりました。鉄粉除去剤を使用し鉄粉を浮かせつつ、塗装面になるべく負荷を掛けないよう専用のアプリケーターで1パネルずつ異物を除去。輪ジミや白濁は酸性ケミカルで分解を行い、磨く必要の無いイオンデポジットはケミカルで取り除いて行きます。塗装面をあらかじめスッピン状態にすることで、この後の工程がスムーズに進みます。
■ ポリッシング|計算通りの研磨方法
3.フルマスキング


窓ガラスやゴム部分・未塗装樹脂部分などの未研磨部位をマスキングやビニール性のマスカーなどを使用し保護。触れてはダメな部分をきっちり保護します。当店ではボディコーティングでご入庫の際は必ずフルマスキングを行っております。
4.状態チェック





傷やウォータースポットなどの水シミが全体に存在しており、ツヤ感が全くなくなってしまっています。マットに近い様な輝きの仕方をしてしまっています。
5.研磨設計&実作業


塗装の膜厚の状態から、余り無理な研磨で塗装を削りたく無い為、安全に少しずつ傷やウォータースポットを取り除いて行く方法で研磨を行いました。

初期研磨で傷や水シミを取りきった後に、それらの研磨工程で出てしまう磨き傷を第二工程で完全に消しきって行きます。人間の目のレベルでは視認出来ないところまで傷を落とし込む事で、深い艶と輝きを放ちます。



細かい部分やポリッシャーが入らない部分などは様々な機械を使用し、全体を均一に磨き上げていきます。

小さなポリッシャーも使用することが出来ない部分は手磨きを行い、ドアノブの中の爪痕傷も除去を行います。
■ Before and After
6.研磨前、研磨後

右側が研磨前、左側が研磨後。ボンネットの半分でもかなりの時間がかかりますが、丁寧に磨きこむ事で新車当時の艶感が復活し、光り輝かな艶を解き放ちます。
<Before>

<After>

<Before>

<After>

<Before>

<After>

<Before>

<After>

塗装面全体をバランス良く均一にポリッシングすることで、艶感が完全復活しました。ここまで変わるととても気持ちがいいです!
7.細部洗浄前、細部洗浄後
<Before>

<After>

<Before>

<After>

<Before>

<After>

細部洗浄も徹底して行う事で、通常の洗車では落とすことが出来ない細部に溜まった汚れも完全分解。全体の細部がきれいになると、車全体のトーンも引き上がります。
■ コーティング施工 | 艶の保護と耐久性を確保
8.脱脂と純水洗浄

研磨工程を挟むと、コンパウンドの粉がどうしても塗装面やドアの内側に入ってしまいますので、再度最後の洗車を行います。

純水にてすすぎ洗いを行うことで、塗装面の異物が完全に無い状態を再現。コーティング施工を行う際に邪魔をしてしまう水道水のミネラル分などを完全排除。純水を使用した状態としてない状態でのコーティング施工での密着度合いは数段変わりますため、高品質なコーティング施工を行う上で純水は必須。
9.Mr.Polish Protectの施工


一層ながら“膜厚感”のある艶と耐イオンデポジット・耐薬品性に優れたガラスコーティングを、パネルごとに塗布→拭き上げ→二重チェック。端部・エンブレム周りもムラなく均一に仕上げます。

拭き上げは専用のスポットライトを当てながら、ムラが残らないよう慎重に拭き上げを繰り返します。また、塗装が柔らかいためなるべく拭き上げの傷を付けないよう神経を使いながらコーティングの余剰分の拭き上げを行っていきます。

ミスターポリッシュでは、ドアの内側部分にも原則コーティングを施工しております。そうすることで、洗車時の拭き上げの手助けはもちろん、雨天時のドアの内側に溜まる水滴残りが少なくなります。
10.未塗装樹脂:専用コーティング

オーナーのS様がとても気にされておりました未塗装樹脂部。施工の順番は前後してしまっておりますが、クリーニングの後に未塗装樹脂部専用コーティングを施工していきます。

半分より左側がコーティング施工済み。右側が未施工部になります。白化してしまっている未塗装樹脂の艶が復活し、本来の黒さに戻っています。
■ 日産 ジュークへのガラスコーティング施工が完了













以上にて、経年車日産 ジュークのガラスコーティング施工が全て完了いたしました。
オーナーS様へ。
この度は2台目のご入庫、誠にありがとうございました。
ご入庫時は完全に艶感が失われておりましたが、前回ご依頼されましたポルシェほど塗装の膜厚が残っておりませんでした。そのため、今後も長くお乗りになるご予定とのことでしたので、塗装面を極力残しつつ、最大限傷やウォータースポットの除去を行いましたので、今後とも長くお乗り続ける事ができるかと思います。今後はなるべく研磨を行って塗装面を削ってしまう事は避けたほうが良いと思いますので、是非定期メンテナンスにお持ちいただければと思います。
この度は二台目のコーティングのご入庫誠にありがとうございました。今後ともお車を二台ともお大事になさってくださいませ。
横浜・神奈川エリアで日産ジュークのガラスコーティングをご検討の方は、ぜひ当店まで。使用環境・保管条件に合わせて最適な施工方法をご提案します。
筆者情報
Profile
1993年8月13日生まれ。車がずっと好きで大学を中退し町の整備工事へ入社。
自分の愛車のカムリを東京にある某有名コーティング専門店へ依頼し、その仕上がりに物凄く感動を受け、カーディティリング業界へ参入。約8年間修行を経てカーコーティング専門店ミスターポリッシュを起業。常に「期待以上の仕上がり」を追求し、他では得れない感動をお客様に届けています。


